EHV-R6 "6/6 EHV" Manual
Leqtique EVR - EHV-R6 "6/6 EHV" のマニュアルページとなります。

各端子は、エフェクター上部から見た際の右側がインプット(※EHV超高電圧シリーズではこちらの抜き差しの状態に関わらず常時電源駆動ONとなります)、左側がアウトプット、右側下にDC電源(9V、センターマイナス)、エフェクター上部下に、エフェクトON/OFFのフットスイッチ(トゥルーバイパス)となります。
コントロールは、(Left to Right) Volume , Bottom , Gain , Treble(mini) となります。

EHVシリーズ(超高電圧コンセプトシリーズ)では、電子楽器として世界初のリニアテクノロジー社(現アナログデバイス社)LT8365チップを採用した超省スペースの高電圧生成ユニットを採用しています。従来の高電圧を使用した真空管エフェクターのような過熱や熱暴走などといったトラブルから完全に解放されると同時に、LT8365チップはあらゆる電圧生成時のエラーに対して(急なDCジャックの抜き差しなど)、ソフトスタートと呼ばれるチップにダメージを与えないような自己修復機能を備えており、極めて安全かつローノイズな電源生成ユニットとなっています。
通常のエフェクター同様DCプラグを挿して頂き、難しいことは考えずプレイしていただきたいのですが、2点ほど注意がございます。
1) 実際のR6の駆動時の消費電流は248(mA)ですが、DCアダプターを挿した瞬間にのみより大きな電流量を必要といたしますので、500(mA)以上の許容量を持ったアダプター、もしくはアイソレートされた500(mA)以上のアウトレットを備えたパワーサプライの使用を推奨いたします。なお、初回駆動時や長時間使用されていなかった後のDCジャックの挿入時に、1秒ほどLEDが点滅し、音が出ない場合がございますがこちらは前述のソフトスタートがかかっている状態で、LEDの店頭とともに即座に通常の状態へと戻ります。故障ではないためご安心くださいませ。
2) R6では、内部で250Vまで昇圧された電源ラインを耐高電圧の特殊な半導体に流し込むことでダイナミックなサウンドを生成しております。エフェクター内部のあらゆる基板上の端子にそれらの超高電圧がかかりますため、絶対に裏蓋を開閉し内部に触れられないよう(特にDC電源を指している状態において)にお願いいたします。裏蓋の開閉についてはあくまでもLeqtique EVRによるメインテナンス時にのみ使用するものといたします。

EHV-R6 "6/6 EHV"は数字が上がるほどゲイン量や激しさの増すX/Xシリーズの中で、メディアムハイゲイン域を示すデザインとなっています。過去に当Leqtiqueshop限定モデルであったLeqtique - 6/6を大幅に改造することで生み出されました。MOSFETの多段増幅による複雑なステージは、実際のハイゲインアンプと同じ領域になっており、さらにEHVシリーズ史上初めて通常のLeqtique - X/Xシリーズの全てに採用していた、独立したイコライジングステージも組み込んであります。EHVシリーズに共通する、異次元な高レスポンスとダイナミクスをメインのサウンド軸としながら、Leqtique - X/Xシリーズに共通する可変範囲の多彩なコントロールによって多様なサウンドを生み出します。R2,R4の設計理念にあったような"実際のアンプヘッドの前段もしくは他のエフェクターと組み合わせることで、HOT Channelを増設するような..."という考え方よりも、スタンドアローンの単体使用にてハッキリとミディアムハイゲインのアンプヘッドを、小型化して足元に置くことを主体に想定しています。
他のEHVシリーズと同様、内部にて真空管アンプと同様250V以上の超高電圧で駆動される仕様ながらも、足元に置く。ということに拘りを持ってきたため使用、操作感は電気的にも通常のエフェクターと同じように使用できるように設計してあります。前後にあらゆるエフェクターを組み合わせていただいて問題ありません。"6/6 EHV"では、特にLeqtique - X/Xシリーズと共通するアクティブなトーンシェイピングの回路を採用しておりますため、よりエフェクターライクなサウンドの可変域を実現してあります。
Leqtique - 6/6では9/9のローゲイン化、よりローゲイン域での活用というデザインの意図がありましたが、R6 "6/6 EHV"では全く違うコンセプトを持っており、R2,R4をさらにゲインステージを増やし、よりコンプレックスでサステイン感のあるサウンドを生み出すことと同時に、多彩なトーンコントロールを備えることでさらに一段先の、"アンプライク/エフェクターライク"のハイブリッドを意図としています。また超高電圧化することによりゲインステージ回路がLeqtique - 6/6とは大幅に変更されているため、それに伴ってアクティブなトーンシェイピング回路の定数も調整してあります。Leqtique - 6/6を既にお持ちの方はトーンのリアリティやダイナミクス、レスポンスの大幅な向上についてはほぼ別物と感じられると思いますが、操作感やトーンシェイピングの方向性については共通項を見出していただけることと思います。(ただし6/6よりも6/6 EHVの方が、EHVシリーズ全てに通ずる超高電圧由来のアンプと同様の、特にローエンド周りのサウンドの圧倒的な太さがあります。
※6/6 EHVのサウンドメイクに関するヒント
・6/6 EHVはエフェクターの領域からかけ離れたローエンドの太さを持っているため、"Bottom"コントロールの調整がシビアです。基本的な環境、用途では14時以降の療育は必要するのが難しいと想定され、11-13時の間にスウィートスポットがあることが多いです。ただしデジタル機材との複合時や、強烈なローエンドを求める際にはこれに限りません。
・6/6 EHV自体でゲイン量をある程度稼いだ上で(15時以降)、ギターのボリュームを絞ってみてください。(特にシングルコイルもしくは、コイルタップ時) ブティックアンプでよく感ずることのできる張りと引きやすさの両方を備えた煌びやかなクリーンを奏でることが可能です。こちらはエフェクターの領域では今までほぼ不可能なことでした。この辺りのサウンドの探究も非常に有益かと考えます。
Input Voltage : 9V (9V-18Vを入力しても問題ございませんが、内部での昇圧レベルに変化はなく同じサウンドとなります。)
Current Consumption : 248(mA) (2.1mmセンターマイナス,ただし500mA以上の許容量を持ったアダプター、アイソレートされたパワーサプライ推奨)