11/11 EVR Manual
Leqtique EVR - 11/11 EVRのマニュアルページとなります。
本エフェクターは2018年設計のLeqtique - 11/11とサウンド、機能面の多くを共有するため、基本的なコントロールの説明は下記のオリジナル説明書をご参照ください。
ただし、内部コントロールに追加、変更がございますのでそちらは下記※の追記をご参照ください。
※ EVR バージョンでは内部に追加のコントロールがございます。下写真のように"1" "ON"と書かれた小さなスイッチがございまして、こちらはアンプの回路のように複数段で歪み素子を直列に繋いでいる11/11 EVRの、各段でのゲイン量とローエンドを主に調整しています。
出荷時ではそれぞれ"ON"と書かれた上側に設定しており、一番ゲイン、ローエンドとも高い状態に設定してあります(オリジナルLeqtique - 11/11よりもどちらも微妙に増強されています)。
片方、もしくは両方とも下側に指でつまみを下げていただき"1"のほうにしていただくことで段階的に、ゲイン量とローエンドが軽くなります。表のBottomコントロールは同じローエンドを主体的にコントロールするものですが、歪みセクションの後での音色のシェイピングですので効果が異なり、こちらの内部のコントロールではよりカリッと、そしてスッキリした音色を生み出します。Djentなどのリフィングや、演奏環境において過度なローエンドが邪魔な場合により効果を発揮しますが、都度お試しいただけますと幸いです。
※ 11/11 EVR #1-#88では内部のMid Cutコントロールの効きがオリジナル Leqtique - 11/11と異なり、半時計回しでMid Cutとなります。なお、出荷時は50%(12時方向)、最大最小のコントロール幅、コントロール帯域 FreqそしてQはオリジナルLeqtique 11/11と同様です。コントロールの方向がオリジナルと逆方向という点のみご注意くださいませ。なお、2025年4月製造分の一部以降(#89-) 、オリジナルLeqtique 11/11と同様の時計回しでのMid Cut方向となっております。ご注意ください。