Caelum OD (aka COD : Leqtiqueshop Only
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ファーストロットのみ、設計のインスピレーション元のCLHDのL'バージョンCLDを無料でお付けいたします。数に限りがございますのでお早めに。
Leqtique.chオリジナルエフェクター第一弾として、2機種完成したうちCLHDをベースにして別の解釈にて完成させられたのがこのCaelum OD(aka “COD”)です。 元来、CLHDの“Caeruleum”とは、ラテン語で“青”を意味しCODの“Caelum”はもっと広義的に“空”を意味します。引き算の回路を究極的な理想の一つとして長らく追い求め続けましたが、エフェクターとして完全な形で昇華されたCLHDは長らく設計した僕自身でも特にお気に入りの一台でした。先のラテン語の説明の通り、CLHDではクリーン系のサウンドを得意としながらも、強烈に尖ったコントロール類と、High Definitionとまさに言うべき解像度の高さは自分の”青”のイメージでした。CODでは、”空”をイメージしたもっと広義的な使用法と、よりサウンド全体を構成できるよう包括的なエフェクターになっています。
CLHDは、バッファーや、ローゲインドライブ、プリアンプetc…といったようにクリーンサウンドのコンディショナーとして特に強力ですが、CLHD2台で二重にかけ、真ん中のDefinitionコントロールをちょうどいいポイントに設定した際の非常にスムースなオーバードライブサウンドは完成当初から耳に強く残っており、いつかそれをより使いやすいフォーマットで具現したいと思っておりました。CODはそのコンセプトをそのまま、使いやすい形で具現化した、ミドルゲインのオーバードライブです。VolumeはCLHDと変わらないですが、Tone/Defと新たに名付けられたコントロールでは、本質的にCLHDのDefinitionコントロールの回路的なピュアさを引き継いでおりますが回していただくとわかるのは一般的なTS系のトーンコントロールに操作感を寄せてあります。個人的にはTS系の10時半〜2時のトーンコントロールのポイントに唯一無二な味わいを覚えますが、CODでも同様です。これはCLHDではクリーンサウンド系のベースメント由来で原音通り再生されていたローエンドが、TSのようにオーバードライブ用途で設計されたCODでは、絶妙なポイントでカットしている部分に起因します。また、Gainコントロールも過度に上下共に拡大せず、TS系のような操作感を心がけました。
故に、CODは別の言葉で置き換えれば“Neo-TS”のスタイルに対する一つの究極的な答えと考えます。昔からCMOSベースの発展系や、ディスクリートのオペアンプ分解アイデア、実際のチューブの使用などで、各ビルダー呼び方は違いますがこのジャンルはプロトタイピングステージで追い求められてきましたが、なかなかオリジナルの良さを全く別の回路機構では越えることができず、市場に流通するエフェクターは今でも皆無でした。CODはCLHDでの完全オリジナルの回路アイデアや、超HiFiなコンポーネンツ選択を基本レベルまで落とし込んだ上で、全く新しいサウンドを親しみやすい形でアウトプットするべく、再現できたと自負しております。ギターボリュームに対する反応性もCLHDそのままで、僕なりの“Neo-TS”の回答はまさにこれなのではないかと思える一台、いつものLeqtiqueのエフェクター以上にビルダーらしさを出したその“まかない料理”のような気質も、お楽しみ頂けたらと思います。(CODはLeqtique.chのみでの販売となります。
Control : (Left to Right) Volume, Tone/Def, Gain
Operation Voltage : 9V ONLY(12V 以上で内部ICを破壊し故障しますので、9V 定格のアダプターないしは電池をご利用ください。)
Current Consumption : Approx 45mA(内部昇圧回路由来で大きな電流を消費しますが、4V でも動作するので、電池でも一般的な 大電流駆動のエフェクターよりも駆動時間が長いです。)