RFD Manual
Leqtique EVR - RFD のマニュアルページとなります。
各端子は、エフェクター上部から見た際の右側がインプット(こちらを抜いている状態で電源/電池駆動OFFとなります)、左側がアウトプット、右側下にDC電源(9V、センターマイナス)、エフェクター上部下に、エフェクトON/OFFのフットスイッチ(トゥルーバイパス)となります。
コントロールは、(Left to Right) Volume , Treble , Gain , Low-Cut(mini) となります。
増幅素子の一つであるMOSFETは、元々真空管素子の置き換えを期待されて開発された経緯のある半導体で、現在ではすべての分野のあらゆる箇所に使用されていますが、ギターエフェクターという意味ではあまり積極的に研究されることはありませんでした。
RFDでは、無限の可能性を備えたMOSFETの一つの方向性として、チューブライクなコンプレッションと、バイオリンライクな複雑な倍音感、艶やかなサステインをアウトプットすべき、完全オリジナルの素子選択と回路設計となっております。
"Vol"はRoger(EVR)と同じようなディスクリート構成(Power ICをそのように見立てることが可能)由来の広い可変域のため、非常に多くのブーストが可能です。"Gain"は、0の段階からすでにローゲインのODの範囲と言えるようなスムースなコンプレッション感と、ミドルの艶感を持ちます。時計回りに回していくことで本機のコンセプトである"Violin Tone"と感ずるような、ゲイン、サチュレーション感が付加されていきます。"Treble"や"Low-Cut"は本気の持つサウンドのそれぞれ周波数上側と下側を軽くシェイピングしてお好みに合わせるような格好なので、それぞれ12時方向にしていただき、環境やお好みで加減していただけますと幸いです。
Operation Voltage : 9V (間違って18Vを短時間入れても故障するようなことはありませんが、9Vに合わせた各定数設計のため、必ず9Vでの駆動でお願いいたします。)
Current Consumption : 24.9(mA) (高い消費電流値のため、DC電源動作を推奨いたします。)